思川西部土地改良区

ホームページ開設にあたり一言ご挨拶を申し上げます。

3月の役員改選におきまして理事長という重責を担うことになりました。農村の高齢化と人口減少が進む中、米の価格は最低の水準まで下落するなど農業・農村を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあります。このような中、土地改良区の理事長に就任し地域で最も大切な水田という資源を守り、組合員1965名に対する責務の重大さをあらためて感じております。

さて昨今を振り返りますと一昨年の平成２７年関東東北豪雨災害、国外は米国の新政権誕生によるTPP離脱等不透明な状況が続いております。このような先行きが見えない農業情勢が続く中で今後適切な改良区運営を進めていくためにも、基盤整備の行き届いた農業用施設の維持管理と地域内に抱える排水問題を解消する「国営かんがい排水栃木南部地区」の推進を重点課題として取り組んでいきます。また、農業農村が有する多面的機能による地域環境の保全といった様々な機能が次世代に継承出来るよう農家組合員だけでなく地域で守らなくてはと考えています。そのためにも、組合員の方々はもちろん、組合員外、農家以外の地域の皆様方にも思川西部土地改良区の業務や農業農村の多面的機能についてご理解を深めていただくきっかけになればとホームページを開設いたしました。

今後皆様にご活用いただき各種行事などの最新情報を掲載していく予定であります。多くの方々にご利用いただければ幸いです。

平成29年7月1日

思川西部土地改良区　理事長　松本益一