思川西部土地改良区

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① 川島堰

平成21年改築。巴波川から取水(2.22m3/s)し、小山市上初田、下初田、生駒、上国府塚、下国府塚、石ノ上、間中及び塩沢、網戸、栃木市大平町下高島の一部、413haを灌漑するゴムラバー堰である。

 

② 亀の子堰

昭和4年改築。巴波川から取水(1.20m3/s)し、小山市下河原田、小袋、鏡、中里、寒川、迫間田及び栃木市藤岡町新波、524haを灌漑する鉄筋コンクリート堰である。有名な亀の子伝説の堰とは相違する。

 

③ 二重堰

昭和10年改築。巴波川から取水(0.20m3/s)し、亀の子堰の補助用水として築造された堰である。

 

④ 網戸用水

与良川から取水(0.69m3/s)し、小山市網戸400haを灌漑する取水樋門2門と通称兎堰またの名を開かずの樋門と呼ばれる巻上樋門4門を有している。

 

⑤ 生良堰

大正6年改築。与良川から取水(0.17m3/s)し、小山市生良75haを灌漑するコンクリート堰である。地元では大堰取水口と呼ばれている。

 

⑥ 上生井堰

昭和4年改築。与良川から取水(0.15m3/s)し、小山市上生井、下生井60haを灌漑するコンクリート堰である。地元では与良川堰と呼ばれている。

 

⑦ 村間堰

昭和53年改築。豊穂川から取水(0.08m3/s)し、小山市今里、上国府塚62haを灌漑する自動転倒堰である。豊穂川の水は不安定で補給水として地下水に0.2m3/s依存している。

 

⑧ 砂堀堰

昭和53年改築。豊穂川から取水(0.09m3/s)し、小山市今里、上国府塚18haを灌漑する自動転倒堰である。

 

⑨ 与良川第1排水機場

昭和48年竣工。南を渡良瀬遊水地、東を思川、更に西に巴波川に囲まれた小山市上生井・下生井・白鳥及び栃木市藤岡町新波、野木町友沼の一部を受益地(570ha)とする排水機場である。φ1800㎜×2台により排水能力15.06m3/sを有する。施設の老朽化に伴い国営栃木南部土地改良事業にて第2排水機場と統合した排水機場として新設が計画されている。

 

⑩ 与良川第2排水機場

平成元年竣工。第1排水機場同様な地理的条件から小山市生駒、下河原田、小袋、下泉、井岡、間中、鏡、中里、寒川、迫間田、網戸、生良、楢木、上生井、下生井、白鳥及び栃木市藤岡町新波、野木町友沼の一部を受益地(1350ha)とする排水機場である。Φ1350㎜×2台、φ800㎜×2台により排水能力10.666m3/sを有する。施設の老朽化に伴い国営栃木南部土地改良事業にて第1排水機場と統合した排水機場として新設が計画されている。

 

⑪ 荒川排水機場

昭和39年竣工。与良川の最上流部に新荒川排水路を開削し荒川排水機場を設置した。受益面積は260ha。Φ1500㎜×1台で排水能力5.00m3/sを有する。施設の性格から第3機場と呼ばれた時期もあった。こちらも施設の老朽化に伴い国営栃木南部土地改良事業にて施設の更新が計画されている。

 

⑫ 新荒川排水機場

平成7年竣工。計画流域は小山市・栃木市を含む「新荒川流域」と末端部に位置する「旧荒川流域」とに大別される。荒川排水機場完成後、暫くは安定した農業経営が行われていたが、その後流域内の開発進行により湛水被害が再び生じるようになったためφ1500㎜×2台、φ700㎜×1台にて排水能力11.00m3/sを有する。ちなみに、兎樋門最大放水量は10.38m3/sである。