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平成21年改築。巴波川から取水(2.22m3/s)し、小山市上初田、下初田、生駒、上国府塚、下国府塚、石ノ上、間中及び塩沢、栃木市大平町下高島の一部、413haを灌漑するゴムラバー堰である。
昭和4年改築。巴波川から取水(1.20m3/s)し、小山市下河原田、小袋、鏡、中里、寒川、迫間田及び栃木市藤岡町新波、524haを灌漑する鉄筋コンクリート堰である。有名な亀の子伝説の堰とは相違する。また、施設の老朽化に伴い県営水利施設整備事業にて改修が計画されている。
かつて洪水時の兎水門の操作については開放を求める上流と閉鎖を主張する下流の間で深刻な対立があったが、現在は各種の対策により対立は解消されている。
最大放水量は10.38m3/sである。
※小山市水利誌一部引用
大正6年改築。与良川から取水(0.17m3/s)し、小山市生良75haを灌漑するコンクリート堰である。地元では大堰取水口と呼ばれている。
昭和53年改築。豊穂川から取水(0.08m3/s)し、小山市今里、上国府塚62haを灌漑する自動転倒堰である。豊穂川の水は不安定で補給水として地下水に0.2m3/s依存している。
昭和53年改築。豊穂川から取水(0.09m3/s)し、小山市今里、上国府塚18haを灌漑する自動転倒堰である。
与良川上流域の洪水排除のために設けられた分流樋門であり、令和元年に国営栃木南部土地改良事業にて改築。約100m下流に網戸用水の水門及び兎水門がある。
※小山市水利誌一部引用
昭和4年改築。与良川から取水(0.15m3/s)し、小山市上生井、下生井60haを灌漑するコンクリート堰である。地元では与良川堰と呼ばれている。
与良川から取水(0.69m3/s)し、小山市網戸400haを灌漑する荒川分流樋門と兎堰を有している。
平成15年改築。豊穂川と荒川に挟まれた水田地帯の内水排除を目的とし、受益面積は44ha。昭和46年に排水機場が新設整備されて以来、安定した農業経営が行われていたが、その後流域内の基盤整備の進行及び地目変更等に伴う洪水到達時間の短縮、排水流域の増加により地区内洪水量が増加したため、φ1200mm×2台にて、排水機能13.93m3/sが追加された機場である。
平成7年竣工。旧荒川排水機場完成(昭和39年)後、暫くは安定した農業経営が行われていたが、その後流域内の開発進行により湛水被害生じるようになったためφ1500mm×2台、φ700mm×1台にて排水能力11.00m3/sが追加された機場である。
令和2年改築。新荒川排水機場の3台もこの荒川排水機場で操作可能になり、合わせて受益面積は1225ha。φ1350mm×1台で排水能力5.00m3/sを有する。
令和6年竣工。与良川第1排水機場と与良川第2排水機場が統合された。小山市生駒、下河原田、小袋、下泉、井岡、間中、鏡、中里、寒川、迫間田、網戸、生良、楢木、上生井、下生井、白鳥、及び栃木市藤岡町新波、野木町友沼の一部を受益地(1920ha)とする排水機場である。第1機場掛φ1500mm×2台により排水能力10.96m3/s、第2機場掛φ1650mm×2台で排水能力14.76m3/sを有する。